「字は体を表す!」意外と大事な格言ですね。

「字は体を表す」

書いた字は人の性格を表す。といった有名な格言なんですが、長年塾講師をしていると本当にそうだなと思いますね。

 

とある中1の男子を指導していたとき、その子の字があまりに雑で汚いので、「きれいに書かないとダメだよ」と私は言い続けていました。

 

すると、この間のテスト対策の授業でプリントをやらせていたのですが、とても丁寧に字を書いていたのです。

私は「きれいに書いているな~どうしたの?急に。」と聞いてみると、

生徒は「先生に言われたから、意識するようにしてみた」と返答してくれました。

 

すばらしいですね。打てば響くとはこのことです。

中1からこの素直な反応ができるのは立派ですね。

 

何人もの生徒を見てきて思うのは、雑な字を書く生徒は成績が低く、丁寧な字を書く生徒は成績が高い傾向があるということ。

 

丁寧な字といっても、習字でならうような美しい字の必要はありません。

人に正確に伝わるよう心がけて書けばいいのです。

 

丁寧な字というのは、問題を真剣に解いている表れなんですよね。

逆に、雑な字を書いている生徒は、問題を真剣に解いていないのです。

 

しかも雑な字だと、読んでいる人に正確に伝わらず、正答を書いたつもりでも×になって返ってきます。字って人に伝えるものですから、自分だけがわかっていても意味はないんですよね。

 

成績を上げたいのであれば、丁寧な字を書くように心がけましょう。いい加減に書いているということは、真剣に成績を上げたいと思っていない証拠です。

保護者の方々も、自分のお子さんにはきれいな字を書かせるようにしてくださいね。

 

 

それでは、今日はこの辺で。

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コメント: 2
  • #1

    クマギョピ (土曜日, 14 1月 2023 08:26)

    本当にそう思います……乱雑に書かれた文字には……
    読み手に対する 敬意とか感じられません
    綺麗な字を書くと、年賀状等の時に、色々な人から
    達筆ですね と、言われ それなりの印象を与える事が出来ます

  • #2

    ギュウクボ (日曜日, 19 11月 2023 08:33)

    私も仕事で携わる方々がご覧になり、より分かり易いように内容も含めて丁寧な文字を書くように日頃から努めています。また、相手を思い、気持ちを込めることも心がけています。昨今、パソコンで入力した手紙などで相手に伝える手段が日常になりましたが、私はあえて手書きで伝えるやり取りをしています。パソコンだとどうしても機械的で冷たいような気がしています。