自分がしなければならないことは、問題が教えてくれる。

前回の塾のテストで点数が低かった生徒たちに、各授業で今後どのようにして成績を上げていくべきかを指導しています。

 

本来なら、自分で気づいてほしいことではあるのですが、なかなか考え出さないので、やむをえずの措置です。

 

塾に慣れてくると、自分で考えることをやめてしまいがちなんですよね・・・

これは塾の悪いところだと言わざるをえません。

 

塾に行っていない生徒で成績がとれている生徒というのは、基本的に誰にも指示されることなく自らが考え行動しているはずです。

 

そういう生徒は問題を解いていると、自分の弱点について考えるようになります。

 

「この問題を解けるようになるためには、この分野を整理して完璧に暗記しなくちゃいけない。」

 

そのように考える癖がもともとついているので、そういう生徒は塾に頼らなくても成績をあげることができるのです。

 

実際、私も中3の夏まで塾には行きませんでした。

通信の教材はやっていましたが、その教材を繰り返し解くことで点数を上げていました。

 

自分で問題を解いていると、自分の力ではどうしても解けない問題に出会います。

そんな時は、まとめノートを作って暗記したり、できない問題に印をつけて毎日何度も解きなおしたり、

色々と自分で工夫して勉強をしていました。

 

試行錯誤をしながら、自分に合った勉強方法を探していったんです。

普段からそれをしていたので、特に中学時代苦労した思い出がありません。

逆に高校では苦労しまくりだしたが・・・(笑)

 

点数を伸ばすためには、自らで工夫することが大事になります。そして、それを実行するためには、「成績を伸ばしたい」という熱い気持ちを持つしかありません。

 

入試までそこまで長い時間はありません。早めに意識を変えることができれば、入試直前に困ることはありませんよ。ぜひ意識改革を行いましょう!!

 

 

それでは、今日はこの辺で。