「英語ができない」はとても深刻です・・・

今日は少し暑くなりましたが、少し前の暑さに比べるとまだ春の暑さといった感じでしたね。

 

このくらいの暑さならまだ過ごしやすいので今日は快適でした。

 

さて、今日は中3生を指導してて思ったことです。

 

英語ができないのって、数学ができないよりも深刻かもしれません。

 

英語って積み重ねなんです。

 

まぁ、数学もそうなんですが、英語と比べるとコツさえつかめばなんとかなるんですよね。

 

英語はまずは単語力が大事になります。

 

今の英語教育って英語を日本語に変えられるかが大事になんですよね。

※ちなみに、今後、英語教育はかなり変わる予定です。

 

それなのに、単語がどんな意味なのかかがわからない・・・

 

だから、英語を日本語に直すこともできないのです。

 

英語の文の意味がわからなければ、英語が楽しいなんて思えなくなります。

 

神栖地域の中学校では、「のびのびコンテスト」(以下のびコン)なるものをやっています。

 

ここで英単語を暗記させるのですが、その時期に単語を覚えるだけで後に続かないので、

 

のびコンで点数が高かった生徒もすぐに暗記したことを忘れます。

 

はっきり言って、のびコンは効果がないんですよね・・・

 

きっとのびコンの目的って、「少しでも英単語を覚えてもらいたい」ってことなんでしょうが、

 

すぐに忘れてしまっていては、やっているだけ無駄なような気がします。

 

無駄と言ったら言い過ぎかもしれませんね。ただ、覚え方が問題なんです。

 

多くの生徒がのびコンの2日前くらいに必死になって暗記していきます。

 

短期で集中的に覚えるのはいいのですが、のびコンで合格点をとったら後は放置です。

 

そうすると、短期間に覚えたからかすぐに頭の中から単語が消えていきます。

 

単語を覚える際には、のびコンの範囲をもらったら時間をかけて毎日少しずつ覚えていくべきです。

 

毎日何個覚えるかを決めて、そのノルマをしっかりとこなしていく。

 

のびコンの前日は不安なところだけ確認して本番を迎える。

 

このように長期間かけてじっくりと覚えていかないと、英単語は頭に定着しません。

 

というように、単語を覚えるといったところから間違いだらけの勉強をしていると、

 

中3になっても英語が全くできないこととなってしまいます。

 

「英語ができない」はとても深刻です・・・

 

早めに何らかしらの対処をしていかないと入試問題が全く解けないなんてことになってしまいますよ。

 

渡辺塾も英語教育の革新が必要ですね。

 

手始めに毎回の授業で単語テストを出していこうかなと思います。

 

 

それでは、今日はこの辺で。