毎年、英検・漢検・数検を受けたほうがいいかと質問を受けます。
この3つの検定は、高校受験・大学受験で効果を発揮します。
高校受験なら3級以上を、大学受験なら2級以上を取る必要があります。
実際に、高校受験において入試の学力試験では合格点に届いていなかった生徒が、
英検3級、漢検3級を持っていたおかげで逆転合格したケースがありました。
100%検定のおかげかどうかは定かではありません。
ですが、一定の効果を発揮したことは間違いないかなと思います。
このように検定をとることで一定の効果がある以上、検定はとるべきだとは思います。
ただし、日ごろから他教科の勉強がしっかりできていることが条件になります。
高校受験も大学受験も一つの教科だけで受験をすることはできません。
バランスよく、すべての教科を勉強することによって合格が近づいてくるのです。
もちろん、得意・不得意があるのですべての教科の点数を伸ばす必要はないのかもしれません。
しかし、もし社会で30点しかとれない人が、英検3級をもっていたとしても、
英検の評価が社会の低い点数を補うことは絶対にありません。
もう一つ検定取得には弱点があります。
それは、検定の時期が学校の定期テストの時期とかぶってしまうことが多いのです。
ぜひ検定の時期と定期テストの時期を照らし合わせてください。
定期テストのために勉強しなければならない時期に、検定の勉強なんて絶対にできませんし、
もし並行して勉強しても定期テストの成績は十分にあげることができません。
大事なことはバランスということです。検定だけあってもダメということです。
定期テストの勉強を普段から十分にやっていて、余裕があるのなら検定は受けるべきでしょうね。
自分の状態をよく考えた上で検定にチャレンジしてみてください。
それでは、今日はこの辺で。
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