鹿島学園は単なる「滑り止め」ではない!

先週の話になりますが、鹿島学園の合格発表がありました。

 

鹿島学園は私立高校ですが、神栖地域の中3生にとっては、

 

「滑り止め」の高校として、名が通っています。(失礼な言い方をして申し訳ありません)

 

鹿島学園の合格はほぼ9割の生徒が勝ち取ってくるため、

 

合格すること自体は難しくはありません。

 

問題なのは、どの特待をとってくるかです。

 

鹿島学園の合格基準には、特待制度があり、

 

一番上から、特待特S、特S、特Ⅰ、特Ⅱ、特Ⅲまで5段階に分かれています。

 

どのくらいの点数をとれば、特待の基準に達するかというと、

 

特待特S:得点率90%➡五教科450点以上

 

特S:得点率80%➡五教科400点以上

 

特Ⅰ:得点率70%➡五教科350点以上

 

特Ⅱ:得点率60%➡五教科300点以上

 

特Ⅲ:得点率50%➡五教科250点以上 特Ⅲはもう少し高いかも・・・

 

※あくまで目安です。関係者の皆さま、少々の間違いには目をつぶってください。

 

長年、中3を指導してきましたが、公立高校の合格基準と比べると以下のように・・・

 

佐原の合格基準と照らし合わせると・・・「特S」以上が好ましい

 

市立銚子、鉾田一高の合格基準に照らし合わせると・・・「特Ⅰ」以上が好ましい

 

佐原白楊・鹿島高校の合格基準に照らし合わせると・・・「特Ⅱ」以上が好ましい

 

これらは、あくまでも目安ですが、これだけの特待を取ってきて、

 

本番に失敗した生徒は、今までに出会っていません。

 

もちろん、これ以下の特待もしくは普通合格でも、公立高校の合格はできますが、

 

できる限り高い「特待」をとっておいて損はないでしょうね。

 

中3生のみなさんは、この鹿島学園の合格基準を目安に勉強を頑張ってほしいと思います。

 

特待をとれなくて上位の高校を狙っている人は、猛勉強が必要ですし、

 

特待をとった人も、これは公立の入試問題でのことではなく、

 

あくまでも学園の入試問題でのことなので、油断だけはしてほしくないですね。

 

では、今日はこの辺で。